【AIで効率化】音声から動画記事の自動化について

今日は、stand.fmの音声を記事化して、ブログや他のSNSに活用する方法についてリサーチし、実際に試してみた結果をお話しします。

最近、音声配信を起点にコンテンツを広げていきたいと考えており、作業効率化やコスト削減を意識しながら進めています。
その中で一度効率的にコンテンツを制作出来るようなフローを考えてみましたのでシェアしたいと思います。

作業フローの詳細

1. 原稿の準備

音声収録をスムーズに進めるため、最初に話す内容の台本を作成します。
ChatGPTを活用する方法もありますが、細かいニュアンスや自分らしさを出したいので、基本的には手作業で進めています。

2. 音声収録

stand.fmで音声を収録しますが、ただ話すだけではなくGoogleドキュメントの音声入力機能を併用してリアルタイムでテキスト化も行います。

Googleドキュメントを選んだ理由としてAIツールのNottaやOtter.aiは魅力的ですが、現在の運営コストを抑えるため、無料で使えるGoogleドキュメントを採用しました。

stand.fmにはAIで自動で音声を記事化する機能があります。ただし、以下の理由で今回は使用しませんでした。

• 記事の調整に時間がかかる
• 無料プランで使用(最大60分)が毎日音声を収録する場合には課金が必要になってします

機能としては便利なので、今後の活用も検討しています!

4. stand.fmへの音声データ投稿

収録した音声データをstand.fmにそのまま投稿しています。今後、RSSフィードを利用してSpotifyなど他の音声プラットフォームにも配信できる仕組みを整えたいと考えています。

5. 音声から記事化するプロセス

収録時にGoogleドキュメントで書き出したテキストをChatGPTでブラッシュアップし、より読みやすい記事として仕上げています。
実際にこの記事についてもchatGPTで作成したものを調整して記事として書いています。この方法なら文章作成にかかる手間を大幅に削減可能です

6. 動画コンテンツ化

音声データを基にした動画コンテンツも作成中です。

YouTube用動画
音声収録時に別でカメラで撮影した映像と収録した音声を組み合わせてそのままYouTubeに投稿しています。文字入れなどもして投稿した方が良いとは思いますが、編集の手間を最小限に抑えるために、簡易的な編集で投稿をしている形です。

Instagram用動画
縦長動画や短尺のフォーマットに対応させる必要があります。実際に数本投稿してみましたが、長尺の動きのない縦動画では離脱率がとても高い結果になってしまいました。

YouTubeとInstagram双方の課題
YouTubeとInstagramのどちらのも共通する課題として視聴者の興味を引くような編集が必要だと感じています。
特にInstagramではショート動画に適した形で編集する必要があるので、どのように音声データを活かすのが良いかは検討していきたいと思います。

7. サムネイルと画像素材の作成

Canvaでサムネイルを作成しています。それぞれのサムネイルには動画の内容がイメージできるような画像を差し込んでいます。画像についてはMidjourneyで生成しています。これにより、汎用的な画像イメージではなくてよりプロフェッショナルなデザインを実現しています。

以下は参考のサムネイルです。

実際に感じたAI活用のメリット

Googleドキュメントなどの無料ツールを組み合わせることで、初期コストを抑えつつコンテンツを量産可能になりました。
僕はchatGPTやMidjourneyに課金をしていますが、無課金でもCopilotなどを使用すれば同じような作業は出来ると思います。

また、AIを活用したことで音声から記事化、ブログ投稿までの一連の作業が効率化されました。
サムネの画像にはMidjourneyを使用することで画像をリサーチする必要はなく、生成した画像を使用することでスピーディーに作業が完了します。

Midjourneyで生成した画像や、ChatGPTでブラッシュアップした文章が思った以上に高品質だったのは大きな発見でした。
これらの技術を活かして取り組めることのアイデアもいくつか出ています。

今後の改善ポイント

1. SNSコンテンツの最適化

特にInstagramやTikTok向けの動画編集では、より短く視覚的に魅力的な内容を作る工夫が必要だと感じています。
原稿自体のクオリティアップなのか、編集力でカバー出来るのか、発信自体が難しいのは引き続きリサーチをしながら挑戦していきたいと思います。

2. 量をこなしつつ質を高める

現時点では「質より量」を優先していますが、少しずつ精度を上げるための改善を続けたいと思います。

3. 他媒体への展開

SpotifyやApple Podcastsなど、新しいプラットフォームへの展開も検討中です。
動画以外でもX(旧Twitter)やThreadsなどのテキストプラットフォームなどでも投稿が出来たらと思います。

まとめ

今回試したプロセスを通じて、音声配信からブログやSNS投稿まで一連の流れを効率化できる可能性を感じました。AIをうまく活用することで、初心者でもコストを抑えながら質の高いコンテンツを生み出せると実感しています。

引き続き改善を重ねながら、皆さんにも役立つ情報を発信していきたいと思います!

それではまた次回!バイバイ👋

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けんた
日本(田舎)とタイ(街)の二拠点生活をしながら外貨獲得にチャレンジしている過程を発信!

海外にいることでの気づき、外から見た日本の価値などをお話しします📝

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