今日は暗号資産に興味をお持ちの方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれない「ミームコイン」についてお話しします。
「ジョーク」や「インターネット文化」から生まれたこれらの仮想通貨は、ドージコインやシバイヌコインといった名前が有名ですね。今回は、ミームコインの特徴、代表的なコイン、人気の理由、リスクや将来性について掘り下げてみたいと思います!
そもそも「ミーム」とは?
まず、「ミーム」という言葉について簡単に説明します。 「ミーム」とは、SNSやWebサイトなどで拡散され、話題となるコンテンツ(画像・動画・文章など)を指します。
この言葉は、イギリスの進化生物学者リチャード・ドーキンス氏による造語が由来です。 「ミーム」は本来、文化の中で人から人へ伝わる行動やアイデアを指します。この意味が転じて、ネット上で広まるネタ要素の強いコンテンツも「ミーム」と呼ばれるようになりました。
参照:ECCオンラインレッスン https://online.ecc.co.jp/column/about-meme/
例えば、SNSでバズった画像や動画、思わず笑ってしまうようなユーモアのある投稿が「インターネットミーム」の代表例です。
ミームコインとは?
ミームコインは、こうした「ミーム」をもとに作られた仮想通貨です。ジョークやユーモアが出発点で、技術的な革新性よりもエンターテインメント性やコミュニティの力に依存しています。
ミームコインの特徴
• ユーモアやジョークがベース:楽しく使うことを目的に作られた仮想通貨。
• コミュニティ重視:技術的な実用性より、ユーザーの支持が成功の鍵。
• 価格変動が激しい:話題性やトレンドに左右される。
• 大量発行・低希少性:発行枚数が多く、価格が下がりやすい。
• 投機的:短期的な利益を狙った投資対象になることが多い。
代表的なミームコイン
ドージコイン(DOGE)
• 柴犬のミームをモチーフにした仮想通貨。
• 2013年に誕生し、イーロン・マスク氏のツイートで注目されることも多い。
シバイヌコイン(SHIB)
•ドージコインに触発されて作られたERC-20トークン。
• 急騰する場面があり、一攫千金を狙う投資家に人気。
モナコイン(MONA)
• 日本発のミームコインで、2chのキャラクター「モナー」をモチーフに開発。
• 国内で一定の支持を集めている。
ペペコイン(PEPE)
• カエルのキャラクター「Pepe the Frog」をモチーフにした仮想通貨。
• インターネット文化の象徴として注目される。
ミームコインが人気の理由
ミームコインがここまで注目される理由には以下の点が挙げられます。
一攫千金の可能性
価格変動が激しいため、短期間で大きな利益を得るチャンスがある。
コミュニティの力
ネタやカルチャーを共有し、コミュニティとしての結束力が強い。
インフルエンサーの影響
インフルエンサーの発言が価格を大きく動かすこともあります。
過去にイーロン・マスク氏がドージコイン(DOGE)について発言した際には、価格の急騰が起こりました。
ミームコインのリスク
一方で、ミームコインには多くのリスクも存在します。
• 価格変動の激しさ:急騰と急落を繰り返し、投資リスクが高い。
• 短命なプロジェクト:技術的な革新性がないため、寿命が短い。
• 実用性の欠如:多くのミームコインは実用的な価値が薄い。
• 規制の影響:各国の法規制により取引が制限されるリスクがある。
ミームコインで稼ぐには?
ミームコインで稼ぐことは不可能ではありませんが、参入や売却のタイミングが非常に難しいのが実情です。
私自身は、ビットコインやイーサリアムといった基盤のしっかりした仮想通貨を長期的に運用する方が安全かつ利益を得やすいと考えています。
初心者向けにビットコインの解説をした記事は以下から読めます!
【初心者向け】ビットコインとは?特徴
まとめ
ミームコインは、エンターテインメント性やコミュニティの支持を背景に人気を集めています。しかし、その価格変動の激しさや長期的な安定性の欠如といったリスクも大きいため、慎重な判断が必要です。
興味がある方は、「なくなっても良い」範囲の資金で少額投資を楽しむのが良いかもしれません。
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それでは、また次回お会いしましょう。バイバイ👋